
公募研究
- 故榊原仟(当時常務理事)、故吉岡博人(当時理事長)、故冲中重雄(当時理事)、故木本誠二(当時理事)が、我が国循環器医学の画期的進歩を促すため、先進諸国に劣らぬ研究施設を開設し、これを全国の優秀な研究者に公開することを計画、故石坂泰三氏ら経済団体連合会関係者の支援を得て、昭和43年1月から公開した基礎研究施設を保有しております。この施設は、鉄筋コンクリート造り地下共3階建て、延約3、000平方米、動物実験用手術設備、動物飼育設備、血行動態測定のための設備等をそなえております。
- 当財団では、昭和42年創立以来、種々の循環器に関する研究を募り支援してまいりました。
- 当初の研究助成は、全国の研究者に経済的援助をするのみならず、当会の実験施設を使用する実験研究そのものを支援する当会独自の方法でありました。以来、本研究助成は平成21年まで383件となりました。
- 平成15年度からは、多くの要望に応え、循環器の基礎及び臨床研究を行う40歳以下の研究者に研究費のみを助成する公募研究助成を始めました。
公募助成研究成果発表会
- 第43回公募研究・第7回榊原記念研究助成の研究成果発表会を下記の通り開催しました。
- 日 時 : 平成23年4月23日(土) 午後1:00~4:00 ころ
- 場 所 : 公財)日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院
- (東京都府中市朝日町3-16-1 京王線飛田給駅下車徒歩15分)
1.当会付属施設利用による研究助成(第44回公募研究)
- 当会施設である基礎研究施設を利用し研究を行うものです。研究者は現在の所属のまま当施設を利用して1年間研究を行って頂きます。
- 平成23年4月23日(土)午後4時より、附属榊原記念病院3階会議室において、公募研究採択委員会を開催し、下記の研究題目が採択されました。
- 《第44回(平成23年度)公募研究助成》
| 研究期間 : 平成23年5月~24年3月 |
| No. | 研究題目 | 所属 | 研究者 |
|---|---|---|---|
| 1. | 胎児血管の収縮制御システムの発現変動解析 |
東京女子医科大学 循環器小児科 |
中西敏雄 他2名 |
| 2. | 人工材料の生体適合化に関する基礎的研究 |
東京女子医科大学 心臓血管外科 |
西中知博 他4名 |
| 3. | イオンビーム照射により血小板・細胞接着を制御したタンパク質複合化カバーステントの研究 |
理化学研究所 先端技術基盤部 超精密加工技術開発チーム |
鈴木嘉昭 他8名 |
| 4. | 重症心不全に対する細胞シート治療に用いる新規細胞ソースの開発 |
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 |
清水達也 他1名 |
| 5. | 器質的心疾患を伴わない伝道障害(PCCD)家系にみられた変異コネキシン40の意義と病態への関与 |
東京女子医科大学 循環器内科 |
関 明子 他1名 |
2.第9回(平成23年度)榊原記念研究助成金
- 循環器の基礎及び臨床研究の研究を行う40歳以下の全国の若手研究者を対象としております。
- 第9回榊原記念研究助成採択者は以下の通りです。
| 研究期間 : 平成23年6月~25年5月 |
| No. | 研究題目 | 所属 | 研究者 |
|---|---|---|---|
| 1. | 生体内分子細胞イメージングによる血栓形成・動脈硬化巣破錠の可視化と分子メカニズムの解明・新規治療法の開発 |
東京大学大学院 医学系研究科 循環器内科 |
西村 智 |
| 2. | 血管リモデリング初期における血管平滑筋細胞増殖をもたらす新規シグナル伝達経路としてのWnt/bete-cateninシグナルの解析 |
大阪大学大学院 医学系研究科 心血管再生医学講座 |
内藤 篤彦 |
